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時間という概念

2022.02.03

今回は時間という概念について考えてみたいと思います。

時間というのは何でしょうか。そもそも時間は存在しているのかという本質的な内容は今回置いておくとして、人類は多くの場面において時間というものを指標の一つとして活用してきました。暦の成立は農業を効率化し、約束などの内容に期限という概念を生み出しました。細分化されることで時間は1日を更に細かく分け、行動予定を細かく区切ることが出来るようになりました。寿命というもののせいもあるでしょう。人類は時間という概念を大きく意識して動かざるを得なくなっていきます。活用してきた概念に支配されるようになっていきました。気がつけば労働時間は目安として8時間程度と決まるなど、行動そのものについてではなく、何時間過ぎたかが指標となるように変化してしまいました。どう生きるか、ということは何年生きるかと関わり合いはあると思いますが、何年生きるかがどう生きるかの本質ではないでしょう。

このようにして、時間との付き合い方を考えることはがある種時間の浪費である、という皮肉さを持ちながら、私は人生の有限性の指標でもある時間というものを意識せざるを得ません。そこで、弊社では社員の教育に際して時間の管理に力をいれています。

例えば、作業開始から終了までのスケジュールの管理。一定の目安を設けることで、作業の効率を可視化することができますし、作業員の体調の管理にも一役買ってくれます。発展として、お客様の負担になる時間の詳細をお伝えする事ができますし、時間を意識して動くことで技術の進展も望めます。何より社員には人生の大切な時間を仕事に割り当ててくれている以上、やりがいを持って挑んでもらえるようアドバイスをしているところです。

時間という概念が社会環境の指標である、ということを意識して置きたいと思っております。それが時短やタイムレスという概念をもたらしました。『便利』という言葉は、時間に関連させて使うこと多いかと思います。情報通信の世界に於いても、通信速度や仕事の効率化を旗印にサービスを展開してきました。弊社ではそれに加えて、サービスそのものを提供するまでの時間も短縮していこうと考えています。お見積りや工事日の最短化はもちろんですが、工事当日の作業についても迅速に行います。そうすることでサービスの利用開始も早められ、工事に伴う業務への支障も最短に抑えることが出来ます。弊社といたしましても、従業員は仕事の時間を最適に近づける事ができ、関わる多くの人が、実現したい本質へ時間を割り当てることが出来ます。

 

時間に支配されることのない、自由度の高い環境を提供すること弊社の使命だと確信しております。それはともに働く従業員も含め全ての人に対してであると考えております。情報通信という産業を通じて、それを可能にし想像性の高い未来を描いていくことが可能だと思います。共感頂ける方々には、是非弊社の迅速かつ確実な対応をご活用頂きたく存じます。

 

支配されることを嫌った、時間という概念を中心に内容を展開し続けるという矛盾を生んだところで、本記事を締めさせて頂きます。

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