育児休業を取得しました
2024.02.14
1 企業名 株式会社ユーネットシステム
2 貴社の取組状況について
(1) 男性の育児休業促進に取り組むきっかけ・背景
弊社は自己実現を後押しできる会社でありたいと考えています。
休暇の取得、昇給はもちろんですが、育児休業促進もその一つだと考えています。
(2)男性の育児休業取得促進にかかるこれまでの取り組み
出産の時期が明確になってきた頃から、社員に対して育児休業の取得ができる旨の説明と、
先輩社員からの育児参加の重要性の座談、厚生労働省HPのイクメンプロジェクトの紹介など。
(3)取得促進にあたっての課題とその解決策、工夫した点
工事業が主たる業務なので、取得する社員の監督する現場の調整や引き継ぎが課題でした。
引き継ぐ社員とお客様との事前の信頼関係の構築を最優先とし、
スムーズな引き継ぎを行いました。
他の社員や関係各所にも事実を周知することで相互に理解し、
助け合うことで解決することができました。
(4)取得者がいる職場の業務継続のために取り組んだこと
上記と重なりますが、業務に携わる人間全体の理解と協力が必要不可欠だと考えましたので、
状況を過大にも過小にもならないようありのまま説明することに務めました。
(5)定着に向けて、更に取り組んでいることがあれば教えてください
取得者には日常の何気ない部分も含めて育児休業の取得で実現できたことを
紹介してもらえる機会をつくっています。
子育てへの参加で得られる幸福を共有することで、
今後の取得にも積極的になってもらえるものと期待しています。
取得者から
1 育休取得期間 62日間
2 育児休業の取得について
(1)育児休業を取得したきっかけ
妻の妊娠を報告すると、社長から積極的に制度を活用するようにと説明がありました。
同時に育児参加の大切さを話していただき、子供の成長を直ぐ傍で見守ろため、
夫婦で協力して一つの命を育てていくために必要なことだと思い、取得に至りました。
(2)育児休業を取得して良かったこと
日々変化する子供を見逃すことがなかったこと。
また妻の状況を見ていると、取得していなかったら大変な苦労を知らずのうちに
任せきり担ってしまっただろうなと思い、取得して良かったと感じました。
(3)育児休業の取得にあたり、円滑に業務を引き継ぐ上で工夫した点
監督を担当する現場が多くありましたので、お客様に向けて引き継ぐ社員の早い時期からの
紹介、及び信頼構築に務めました。
業務内容についても関係各所に周知することで協力を仰ぎ、
引き継がれる社員個人の負担とならないよう気をつけました。
(4)育児休業の取得経験を通して業務に生かせていること
出生間もない子供と過ごす時間から、改めてひとりとして同じ人間はいないことを
確認しました。また、妻との協力、社員や関係各所のご理解を通じて、
社会性を学びました。
そういったことが業務における気配りや、調整に役立っていると信じています。
育児休業に限らず、多くの場面で休暇や休業が必要となる場面があります。
その際に支障が出ることのないよう、日頃からできる限り業務の内容を把握し、
仕組み化し、全体への周知をしていくということを考える機会になりました。
(5)これから育児休業の取得を検討している方へのアドバイス
是非取得してほしいと思います。毎日が初めての体験で、毎日が感動の連続です。
これらは、育児休業の取得なしには充分に感じることはできません。
また自分としてはこの経験はその後の人生や仕事にも生きてくると確信しています。
仲間たちと協力しあい、取得してください。